疳の虫(かんのむし)
疳の虫とは乳児の異常行動を指していう俗称で、夜泣き・かんしゃく・ひきつけなどをいいます。
医学の発達していない時代、乳児が親に理解できないような行動を起こすのは疳の虫によって引き起こされているといった考えがありました。
その為、現在も疳の虫を封じる虫封じに神社やお寺にお願いに行く風習もあります。
神社やお寺のように清々しく清められている場所というものは、そこに行くだけで気持ちが静められるものです。
感受性の強い子供は周りの環境にとても敏感です。
一番身近にいる親が毎日ピリピリしていると不安になり、泣いたり、わめいたり、ヒステリックになります。
子供が泣くのは、バランスの崩れた心身をなんとか整えるために泣くと言われます。
疳の虫を封じるには、そばにいる親がいつも冷静に子供に向き合えていれば何も問題ありません。
しかし、現代は核家族化でアドバイスをしてくれる人が身近にいない事や、夫婦共働きをせざるを得ない環境もあり、子育てするのが難しい時代ですが、子供の精神的な発達に大切な時期の3歳くらいまでは、先ずは子供が落ち着いて成長できる環境をつくってあげて下さい。
家でできる疳の虫のマッサージがあります。
夜寝る前に下の図のピンク色の部分を毎日やさしくやさしく、十分にマッサージしてあげて下さい。
ぐっすり眠ってくれますよ。
よく寝る子は心が落ち着いていきます。
はりきゅうanby治療院
*画像は「REBORN」さんからお借りしました
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