不眠症
長かった夏も過ぎ、朝はひんやりとした季節になりました。
立冬を過ぎ、冬の始まりですね。
一日の気温差が10℃以上になると、自律神経のバランスが崩れてしまう方も多いようです。
交感神経が優位になると、副交感神経の機能が低下するために眠ることが困難になります。
身体疾患・精神異常や薬物の原因で起こり、様々な健康障害が起こります。
不眠症が長く続くことにより、高血圧や糖尿病などの生活習慣病をはじめ、酷くなると、うつ症状になるリスクが高くなります。
治療法として睡眠導入剤や安定剤の服用がありますが、長期間の服用は依存症になり、薬を断とうとすると離脱症状に悩まされ大変危険です。
不眠症の方は、仕事や勉強などで頭は疲れきっているけれど、身体は疲れていないというアンバランスな状態です。
睡眠ホルモンとよばれるメラトニンは夜間に多く分泌されます。
メラトニンは加齢に伴い減少しますが、朝起きてから15~16時間後に最大量になるそうですから、22時以降はゆっくり休める生活リズムを習慣付けましょう。
不眠症は生活習慣病です。
バランスの良い食事を取り、毎日の排便を習慣づけ、規則正しい生活を心がけましょう。
適度な運動はストレスを解消させ、精神を安定させます。
特に有酸素運動は肺機能が向上することで、全身の血流がよくなり、深い眠りにつくことができます。
鍼灸治療は自律神経のバランスを整えますので不眠症の方には大変効果があり、ご好評頂いております。
不眠症でお困りの方、一度鍼灸治療をお試し下さい。
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はりきゅうanby治療院
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