突発性側弯症
「突発性側彎症」は、そのなかでも「思春期側弯症」が多く、成長期の小学校高学年から中学校くらいに発症することが多いようです。
また、女子の患者が多く、男子の7倍ほどあります。
特殊な原因による側弯症(神経線維腫症・神経筋性側弯症など)を除けば、一般的に成長期が止まれば側弯は進行しないそうです。
背骨の傾きの角度であるコブ角が40度から50度以上曲がってしまうと、歩く時にも負担がかかり成長が止まってしまいます。
胸部の圧迫により、呼吸機能に影響がでて、心不全などの重篤な症状にもなります。
重度の側弯症では、装具療法や手術の治療法になりますが、20度未満の軽度の側弯であれば、ほぼ経過観察で特に問題はありませんので、成長期の子供さんがいらっしゃるご家庭は早期発見をするためにも左右差がないかよく観察してあげて下さい。
鍼灸治療は背中や腰に痛みがある場合、緩和する効果がありますので、一度ご相談下さい。
はりきゅうanby治療院
*画像は「日本側弯症学会」さんからお借りしました
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