咳に「尺沢」
秋の乾燥した外気が肺や呼吸器に入ると潤いをなくし、呼吸器機能が低下します。
排出できなかった異物を粘膜でくるんで外に出す働きが咳です。
「尺沢(しゃくたく)」は肺の気の流れの上にあるツボです。
肺の気を下降させ、体内に清気を取り入れます。
尺沢は咳嗽の他に、煩心・喘息・咽喉痛・気管支炎・肘部の痙攣や痛み・上肢を挙上できない時にも使われます。
また、秋の食べ物は呼吸器を補います。
特に白い食べ物、レンコン・梨・銀杏・大根・山芋などがおすすめです。
尺沢の取り方は、手のひらを上にして、肘の内側にできる横ジワの中央より親指側の凹みに取ります。
はりきゅうanby治療院
*画像は「医道の日本社」さんからお借りしました
0コメント