半夏(はんげ)
生薬に使われる「半夏」は多年草の雑草で、長さ10~20㎝程の三枚の小葉からなる葉を1~3枚出します。
花はサトイモ科特有の変わった形をしています。
サトイモ科のカラスビシャクの球茎のコルク層を除いて乾燥したものが生薬の半夏です。
去痰・吐き気などに効果があります。
漢方薬では、疲労やストレスで「気」のめぐりが滞った方の咽頭・食道部に違和感が出る方に効果的な「半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)」や、神経性胃炎などのストレス性の「心気」のうっ滞を通す「半夏瀉心湯(ハンゲシャシントウ)」に使われます。
はりきゅうanby治療院
*画像は「ツムラ」さんからお借りしました
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