亀息法(きそくほう)
日本の100歳以上の高齢者は過去最高の9万5000人になりましたが、できる限り大病せず、最後まで元気で過ごしたいものです。
長寿のシンボルの亀は人間と同じ肺で呼吸をしています。
胴体が甲羅で覆われているため、胸筋と腹筋をつかって肺を収縮させ空気を吐き出し、頭と四肢を甲羅から出し肺を膨らませて空気を吸い込む逆腹式呼吸をしています。
冬眠中は体力を消耗しないよう水の中や土の中でじっとして動かずに過ごしていられるのは肺呼吸せず、お尻で呼吸をしているからだそうです。
ストレスの多い現代人は呼吸が浅く、早い方が多いようです。
呼吸が浅いと全身に酸素が不足し、酸欠状態になり自律神経も乱れます。
呼吸が早いと交感神経が優位になり、頭痛や動悸、めまい、不安感、イライラなどの精神的不調をきたします。
私達も亀のようなゆっくり呼吸でリラックスし、健康長寿を目指したいものですね。
はりきゅうanby治療院
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