湿邪(しつじゃ)
今回の西日本豪雨で被害に遭われた方、一日も早く元の生活に戻られる事をお祈り致します。
今週からは気温も上がり、高温多湿で体調不良を引き起こしやすくなりますので、注意が必要ですね。
体内での水分吸収が滞り、体の冷えやむくみが起こる不調を東洋医学で「湿邪」と呼びます。
湿邪の特徴は、重くて粘り気があり、停滞します。
体のだるさや鈍い痛み、胃腸の不調、自律神経の働きが鈍くなる等があります。
夏野菜のきゅうり・ゴーヤ・スイカ・トウモロコシなどはカリウムが豊富で水分や塩分の排出を促しますので、毎日の食事で積極的に取ることをおすすめします。
特にこの時期、女性は血行不良による冷えがあります。
半身浴で下半身を温め、汗をしっかりかき、リラックスできれば自律神経も整います。
また、足の親指の付け根の大きな関節の後方のくぼみに「太白(たいはく)」という湿邪のツボがありますので、ツボ押ししてみるのも良いかと思います。
はりきゅうanby治療院
*画像は「看護roo!」さんからお借りしました
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