便秘の漢方薬

便秘によく用いられる漢方薬をご紹介します。

体調不良で来院される方のほとんどが便秘で悩んでおられます。

特に高齢者の便秘は生活の質(QOL)を低下させるばかりでなく、大腸がんなどの病気に進行する恐れもありますので、たかが便秘と放置するのは危険です。

①桃核承気湯(トウカクジョウキトウ)

蒸気は気を巡らすという意味です。

構成生薬は、桃仁(トウニン)・桂皮・大黄・甘草・無水芒硝(ムスイボウショウ)です。

桃仁はうっ血を正し、古い血を流します。

大黄・芒硝は瀉下作用があり、桂皮は気を巡らせ、甘草は緊張を緩和します。

比較的体力が充実した方で、のぼせ・月経困難・高血圧の随伴症状のある方や左下腹部の抵抗や圧痛のある方に使用します。

②麻子仁丸(マシニンガン)

構成生薬は麻子仁・大黄・枳実(キジツ)・杏仁(キョウニン)・厚朴・芍薬です。

麻子仁・杏仁は腸管内を潤し、芍薬は血を補い緊張を緩和し、厚朴・枳実は気を巡らせます。

腸管内の水分が不足している状態で長く停滞し、乾いている便秘の方や高齢者などの比較的体力の弱い方、兎糞状のコロコロ便に使用します。

③大建中湯(ダイケンチュウトウ)

中はお腹(消化器)を指し、建中は消化器の働きを改善するという意味があります。

構成生薬は乾姜(カンキョウ)・人参・山椒・膠飴(コウイ)です。

山椒・乾姜は温め、人参・膠飴は気を補います。

体力が低下した方で、四肢や腹部が冷え、冷えが原因となり腹痛、腹部膨満感の方に使用されます。

長引く便秘や腹部膨満感の方、ご相談下さい。


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