本の紹介②
「春眠暁を覚えず」春は眠くなる季節です。
皆様は普段何時間の睡眠ができていますでしょうか。
食事や排便に伴い、睡眠は生きていく為に欠かせないことです。
今話題のノーベル賞が有力視されている睡眠医学研究者の柳沢正史教授も睡眠の重要性を発信していらっしゃいます。
特に日本人は世界からみても寝不足の国のようで、睡眠時間は欧米の平均値より1時間程少ないそうです。
国民性の問題でしょうか、仕事や自分の時間が優先で、残りの時間で睡眠をとるという考え方から抜け出せないようです。
十分な睡眠時間をとった上で、残りの時間で自分のやりたいことをやるというのが本来の考え方だと話されています。
寝不足になるとメンタルの不調やメタボリック症候群、高齢者では認知症の進行、癌のリスクなどが挙げられます。
巷では、睡眠の質が良ければ短時間でもよいという考え方がある一方、柳沢先生は睡眠は質ではなく時間(量)であり、1日1時間の睡眠負債は完済に4日かかると言われます。
寝つきがよくない方や、短時間しか眠れない方、睡眠をしっかりとれる環境づくりなど書かれています。
ご参考まで。
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